定例報告会

 我が研究室は、今年度から月の最終土曜日に一ヶ月の研究成果をプレゼンテーションにより発表する時間を設けています。発表することによって人前で話をすることに慣れること、質疑応答に対する受け答えが必要なので、より自分の研究の知識を深めることができること、そして他のゼミ生からの様々な意見を取り入れることができる等々、準備は大変ですが、非常に多くのメリットがあります。


 今日は第2回目の発表でした。発表者は修士1年の4人です。1人目は嫌気性アメーバに関する研究をしています。嫌気性のアメーバは非常に珍しい研究で、ほとんどのことがわかっていません。
 2人目は私ですが、十三湖底質に生息する細菌の多様性に関する研究をしています。データがある程度まとまったので来月からは様々な培地から新規性細菌を分離したいと思っています。
 3人目は白神山地の樹木に生息する細菌に関する研究をしています。来月からいよいよ山にサンプリングへ行きます。
 4人目は水田土壌から分離した新規性細菌の系統分類学的研究をしています。既知の細菌と非常に相同性が低い細菌の特徴を解析しています。


 まだぎこちない発表、受け答えではありますが、今後待ち構えているであろう学会発表に向けて、立派な発表ができるようになりたいです。
 6月からはいよいよ学部4年生も発表があります。活発な議論でお互いを高めあっていきたと思います。