2014-01-01から1年間の記事一覧

ムキタケの研究が新聞に紹介されました。

当研究室が明らかにした「ムキタケは一種類のキノコではなかった」ことが東奥日報、陸奥新報、河北新報で紹介されました。陸奥新報は一部が、河北新報は全文が以下のリンクでご覧になれます。http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141222_25001.html…

津軽津軽の食と産業まつりに出展しています。

白神酵母研究会と弘前大学白神酵母を使用している企業(カネショウ・ラグノオささき)が武道館で開催されている「津軽津軽の食と産業まつり」に出展しています。開催期間は本日24日から26日(日曜日)までの間で、リンゴ酢やパンの販売もしています。是非お…

青森県郷土館 特別展『発酵食品パワー 〜ミクロのシェフとあおもり食文化〜』

青森県郷土館にて『発酵食品パワー 〜ミクロのシェフとあおもり食文化〜』という特別展が開催されています。当研究室も写真の提供などで少しだけですが協力しました。今月初めに観覧してきましたが、素晴らしい展示内容でした。地方都市でこれだけの展示を準…

ミズナラから分離したPanibacillus

白神自然観察園のミズナラ樹皮から分離したPaenibacillusの新種提案の論文が公開されました。Paenibacillusは土壌からよく分離される細菌で植物の生育促進作用を持つ種も存在します。今回は樹皮から分離したのですが、生態にも興味をもっています。白神山地…

研究を通じた地域貢献

当研究室では主として自然環境に生息する微生物を対象に研究を行っています。基礎的な研究がメインですが、研究成果が何らかの形で役に立つということは望外の喜びでありまして、研究の励みにもなります。 2013年から、当研究室で白神山地から分離した酵母(…

ムキタケに関する論文

http://d.hatena.ne.jp/microbiolog/20130610/1370857900 にて紹介したS君によるムキタケの研究が論文という形で実りました。某誌にて発表されますがまだまだ先のこと(この雑誌は年2回の発行)なので詳細は出版されてからここでお話します。S君は希望する研…

Anaerobacterium chartisolvens gen. nov., sp. nov.,について

青森県五所川原市金木の水田土壌を接種源、定量濾紙を基質とした嫌気性セルロース分解細菌計数用MPN培養液から分離したのが絶対嫌気性セルロース分解細菌T-1-35株です。2003年に分離したままになっていたのを2011年からHさんが詳細に解析してくれました。こ…

「白神山地の土壌入門」出版

白神山地の土壌入門(非売品)が弘前大学出版会より出版されました。私は土壌微生物について執筆しています。

最近のできごと

随分更新をサボってしまいました。最近のできごとは次のとおりです。1. 2月19日の修士論文発表会で当研究室のHさんが優秀発表賞を獲得しました。2. Hさんが主著者として投稿していた論文が国際誌IJSEMで公開されました。 http://ijs.sgmjournals.org/cont…